美少年というかもはや美少女じゃん！と思いながら鑑賞。大きく美しい瞳、線の細い整った顔、均整のとれたプロポーション、"生足くん"の白く眩しく輝く太腿…黙ってればみんな美少女である。
漫画アニメにおいて美しさとは結局"美少女性"なのかもしれない。そんな妄言を裏付けるように、序盤から"女装"まで披露してしまう。どっからどう見ても初音ミクにしか見えない美少女がそこにいた。
主題歌で踊ってるアニメは良作…の法則に漏れず本作はやはり良作であった。（だがそんな法則はない）
とあるきっかけで美少年探偵団に押しかけた主人公・瞳島眉美は、双頭院学が率いる5人の美少年たちと一緒にいくつかの不思議な事件の謎に挑んでいく。
不思議事件を自分たちの"美学"に従って「美しい答え」で解決していくミステリーとしての面白さが素晴らしい。それを軽妙なトークやモノローグで語り、印象的な演出の映像でテンポよく繋いでいくのも独特で良かった。
青春と絆の物語としても最後に美しい幕引きがあり、大満足であった。彼らの活躍をずっと見ていたい気もするが、「それは野暮というものだよ、眉美くん」とリーダーに窘められてしまいそうだ。（だが私はマユミではない）
