志麻凛

ピーチボーイリバーサイドの志麻凛のレビュー・感想・評価

ピーチボーイリバーサイド(2021年製作のアニメ)
3.2
鬼退治を果たすための長い旅が始まる

~Memo~
クール教信者さんが描いた、2008年1月から始まった漫画が原作のアニメ。声優陣は『干物妹!うまるちゃん』の切絵役を務めた白石晴香さん、『ゆるキャン△』の志摩リン役を務めた東山奈央さん、『SAO』でアスナ役を務めた戸松遥さんなどが担当している。そして放送形式が2種類あり、OA版は時系列シャッフル、dアニメストアでは時系列順で楽しむことができる。涼宮ハルヒの憂鬱の1期と2期の違いみたいな感じです。私はOA版で視聴しました

~OP&ED~
OP『Dark spiral journey』
Q-MHz feat.鈴華ゆう子
ED 『夜を越える足音』
ミテイノハナシ

OPとEDの曲、どちらも好きですね
アニメの始まりと終わりを象徴していたし、歌詞の内容も刺さったので

~所感~
①人間と亜人との対立を元に、主人公のサリーが鬼退治を目指していくストーリー。しかし、サリーは自分の能力を自覚しておらず鬼を倒した後は無自覚。私は、この設定に心惹かれましたね。1話の掴みが良かったので、1話に10点を付けました。2話には9点かな?でもそこから時系列シャッフルの弱みが出てきて、内容を捉えるのが難しくなりました。3話で時系列だと先の内容をやって、そこから前に戻って…ダリの絵画の『記憶の固執』のような感じに記憶と記憶が交錯し合いました。その影響でTwitterなどでは、前に出てきた戸松遥さんが務めるウィニーというキャラが“初登場のキャラだ!”“誰?”というようなツイートで溢れていました。時系列シャッフルじゃなくて時系列版だったら評価が変わっていたかもしれません。まぁ個人的には、「あ〜あれがここに繋がるのね」と過去の記憶を掘り起こして楽しむことが出来ました

②アクションシーンは爽快感があります。サリー・ミコト・フラウ・ホーソン・キャロットと鬼側の対立で生まれる戦い、そこで生まれる各キャラの想いがとても良かったです。血の出方は生々しく、若干のグロ要素がありますね。グロ大丈夫な人間としては、そのシーンは爽快でした

~最後に~
結局、ジュセリノが本格的に出てこなかったので、どう活躍するか気になります。原作読もうかな?
志麻凛

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