ファイアボールシリーズ第四章。ところが、お嬢様ドロッセルはアリアドネに。執事ゲデヒトニスはゲボイデボイデに。
会話のリズムは変わらないように見えるけれど、引きこもりのお嬢様をおでかけさせようと苦心する執事とは、これまでとまるで反対のようだ。
その意味が最終話で繋がるとき、わたしたちもまた少しの勇気をもらう。
大川透氏の体調不良の影響か?執事役の声優は神谷浩史さんに。
神谷さん×小粋な会話劇、となると一気に西尾維新みが出てきて、俺得ではあった。アリアドネ様、蕩れです。
ところでディズニープラスだと英語字幕が出せるのだけれど、この言葉遊びに満ちた会話劇をどう訳しているのか気になるところ。
「光陰矢の如し」と「雑巾水びたし」の言い間違えギャグは、「Time Flies.」と「Lime Dries.」に変換されてて痺れた。あったまいー。
「プテラノドン」と「ソースカツ丼」はさすがにそのままだった。
そう、歴史はくりかえさない。韻をふむだけ。