このレビューはネタバレを含みます
全13話。
続々とヤバい人達が集まり出してきたから杉本&アシㇼパさん&白石&頭巾ちゃん(すき)で逃げ出すゾ!という話。
正直これまでの作品と比べたら劇的なシーンもなくて消化試合感が否めない。が、次回が最終章とのことなので嵐の前の静けさということで納得しておきます。
いくら道中で行動を共にしようと最後に信じられるのは杉元だけだと思っているので、鯉登とか尾形とか、好きだけど敵に回っても致し方なし…という気持ち。
でもやっぱかわいいもんはかわいいよぉ!!火鉢にピッタリくっついてる尾形、彼がネコ科じゃなかったら誰がネコ科になるんですか!?(誰でもヒト科だよ)
そんで鶴見中尉の恐ろしいまでの人心掌握術な。
部下たちへの"愛"の与え方がうますぎるというか、鶴見中尉の言う"愛"は見返りありきの打算的なものなんだけど、間違いなく本心でもあるから余計にタチが悪いというか。
急にすごーーーーーーい広い話をして申し訳ないんだけど、ニンゲンって自分に無いものをヒト・モノ・コトで埋める欲求が生存意欲?的なものに繋がってるんじゃないかなと。その他者の"足りないもの"を敏感に察知してピンポイントでアプローチできる力がいわゆるカリスマ性という部分なのかなぁ〜〜。
需要と供給が合致したらもうダメですよ、傍からどんなに異常に見えたって離れがたくなるし依存も増すし。そういう人が組織のトップになったらある種の恐ろしさすら感じるよね、と2024年の都知事選を目前にして思いました。
ゴールデンカムイのご飯のシーンがとてもすきなんですけど、たぶん最終章じゃやってくれないよね🥺
最後の晩餐だと思ってチョウザメのシーンを大切にします。わたしも脳みそ食べてみたいよ。
p.s.宇佐美についてはド直球の下ネタに勘弁して!!!と声が出ました。久しぶりにキツかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!