終末のワルキューレの新木のネタバレレビュー・内容・結末

原作の漫画は未見ですが、アニメ12話分見る限りとても酷い。話の流れなんてまったくなく、よくわかんない基準で選ばれた人類と神様が戦う。生死の概念もなさそうな人類側の代表に守るべきものなど特になく、ワルキューレの長女が神々に仕返ししたいだけで仕掛けたものにしか今のところ映らない。文字の入れ方、出し方も安っぽく、対戦時間の表記とかも不要。なんなら回想にいちいち飛ぶ感じがまどろっこしい（でもこれなきゃほんと意味不明になるし）。ずっとなんなんだろうって観てました。スマホゲームの感じに似てる印象ですが、まだそっちのほうがストーリーしっかりしてそうですね。
横山光輝とkoei三国志Ⅴあたりの三国志大好きな者としては呂布の描き方もあまり好ましくなく。頭の切れる者にだまされ裏切りを重ねた呂布に張飛があんな応援はしないと思うし、関羽の扱いなんなんだし。陳宮のチョイスも微妙なので、董卓と貂蝉を置いておいてほしかったですね。渋すぎてこれはこれで良くないですが。

アニメの仕上がりがまったくダメで、漫画はすごく面白いことを願うしかありません。アメトークで漫画を勧めてた芸人をはじめ、読者側の質の凋落がものすごいことになっているとはあまり思いたくないので。