ねっしー

アカメが斬る!のねっしーのレビュー・感想・評価

アカメが斬る!(2014年製作のアニメ)
4.6
キャラクターが良い。
敵も味方もクセが強くて、悪い人間にもどこか共感できるところや間違っていないと思える理由があります。

このキャラ造形の上手さは、アニメ界隈ではダントツ、映画を含めてもかなり上位なのではないでしょうか。


製作がホワイトフォックスなだけあって、ただのご都合主義で終わらないところも秀逸です。

それでいて、暗いだけ、辛いだけの物語にならないのも好みですね。
アートは「最後はハッピー」であって欲しいので。

登場人物についてはもっと色々と書きたいこともありますが、ネタバレになりそうなので省略します笑
まだ、処理できていない部分もありますしね。

あ、でもアカメがタイトルになるほどか?
という気持ちだけは放り込んでおきます。

最終回なんて製作が花を持たせたいキャラに花を持たせられるので、却ってそれまでの功労者が浮かばれないですね。
特に……ネタバレになるので、ここまでにしておきます。

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この作品の魅力はアクションシーンにも認められます。

ハイファンタジーの世界で、傀儡政権による悪政を革命する話なので、当然バトルアクションは乱発します。
そのため、やはり戦いのクオリティは超重要でしょう。

この作品では敵味方の強弱が分かるバトルの推移、技のエフェクトや戦闘シーンの格好良さのどちらも優れています。
構成と画作りが良いってことですね!

多少作画が荒れる部分もありますが、これでとやかく言う人はいないでしょう。










もしも私が物語を書く日が来たら、この作品からキャラづくりの勉強をします。
そんな日は来ないでしょうけれども。
ねっしー

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