大きく前半と後半に分かれていて、それぞれで別のテーマを扱っていたように思う。
フォーカスするキャラもガラッと変わるから、一応繋がりはあるものの前後半で別作品と思ってみるといい。
まず前半だが、テーマは「差別」。見る前のこの作品のイメージそのものだった。
テーマとしては重いものを扱っていて、中身はしっかりあったと思う。
ただ、なぜあのような差別が罷り通る社会になったのか?とか、その辺の背景説明が甘かったので、差別をテーマにする作品を作るために無理矢理舞台設定を整えた感が否めなかった。
後半は「生きる意味」がテーマと感じた。
こちらについては、かなりキャラ達の深掘りもできていて、すごい満足感。後半の方がクオリティ高いと思う。