このレビューはネタバレを含みます
中々見る気が進まなくてゆっくり見ていたが、#13「シャーリーと銃口」あたりから続きが気になって止まらなくなった。
OP2は、
まず曲がかっこよすぎて、一気見なのにまったくOPを飛ばす気にならなかった。
映像は間に合わなかったからか最初はバンクカットが多めだったが、途中からOP2用のカットに差し替えられた。倍速してるのか早い作画の動きや細かいカット割が気になったが、曲がいいので楽しく見れた。
OP3は、
止め絵と本編バンクのみで予算カットしてるが、その止め絵が良すぎる。当時の版権絵だろうか。OP用の描き下ろしなら、作画お二人が頑張りすぎててちびる、俺が。
#12シャーリーがルルーシュに寄りかかってキスまでの流れを引きの1カットでやったのが良かった。分かりやすくセンセーショナルな画面にするためにスローにしたり目元や口元の寄りを下手に入れる演出が好きじゃないから、これは安心できた。周りに振り続ける雨も情緒的に魅せれるので、雨と引きと無言の芝居は相性が良い。
#19からルルーシュとユフィの関係が深掘りされていきピークに達した#22で全てを崩壊させる。まじもんのジェットコースター。
#23「せめて哀しみとともに」
スザクの溢れる涙と、ルルーシュがユフィを想って流す涙で二度泣かされた。
各キャラの作画もこの回は特に良かった。
何かを良くしようとか、誰かを守ろうとか、そういった人の意思のぶつかり合いで戦争が起きて、失われる命があって、そこから新しく産まれる復讐という非常に硬い意思。
めちゃくちゃ悲しいことだけど、こういう人1人が強い意志を持つことの美しさと儚さに、やけに感動させられる。