このレビューはネタバレを含みます
漫画があまりにも良かったので、上がってたハードルをアニメが越えてない。
漫画の絵では色々な部分で新しい事をしようとする意思が感じられたけど、それがアニメには感じられなかったのが残念。
てかチェンソーのエンジン音が貧弱すぎる。エンジン音は物語の中でもかなり重要な要素になる音なのに。少なくとも今の5倍くらい低音バリバリの腹に響く音であってほしかった。
ついでにデンジがだいぶまともな人間に見えてしまうのも残念なところ。デンジのイカれバカ加減があってこそ後半の良さが生きてくるのになぁ。
あとアニメではこんなにチェンソーマンが飛び回ってるのに、不思議と漫画の方がチェンソーマンが生き生きと動いているように見えるのが不思議。静止画なのにね。
おなじジャンプの最近話題になったアニメの中でも、スパイファミリーは漫画の良さを存分に生かして尚且つアニメならではの良さもプラスされたアニメだったので、意図せずスパイファミリーのアニメの完成度の高さを再確認してしまった残念な仕上がりだった。
エンディングコロコロ変えるなら本編のクオリティに予算回してほしいかも。
結局チェンソーマンは原作の漫画が良すぎるのでアニメ化するべきじゃなかったのでは。予告編がピークだった。