原作コミックスは自分が人生でいちばんすきな漫画と言っても過言ではないので普段より厳し目にみてはいるとおもう。
ただアニメ化するんじゃなくてもっと細部まで拘ってくれないとさぁ、違うじゃん??とオタクの解釈違いが多い。
例えば66の最後のシーン。
爪で陣をただ引っ掻いて白目剥いて倒れて終わり、なのだけど
原作だと引っ掻いたところで鎧のカケラを大事そうに胸に抱えながら笑って倒れる。そうすることで肉体の方にはもう"人"の意識はないはずなのに「やっとひとつになれた(元に戻れた)」と喜んでいるかのように魅せてくれる良さに荒川先生の素晴らしさを感じていたのよ自分は。
そこらへんが描かれていないっていうのは原作ファンの自分としてはけっこう萎えた。
話が面白いのは原作の力だよなぁとか考え出しちゃうと全ての原作がある作品に言えることだから難しいね。
夕方枠なせいかダーク部分が少ないというか、もうちょい絵も暗めな方が個人的には嬉しかったかな。
すでに亡くなってしまった声優さんが多くて寂しいな。