極端に不安定な気持ちになり、追い込まれると現れる少年バットの不可解な事件の全貌をそれぞれの事件の被害者視点から紐解いていくサイコミステリーアニメ。
謎が謎を生む展開に陰鬱な雰囲気と00年代特有の暗い風味の作画が上手くマッチしていて誰の心にもある嫉妬や妬み、恐怖を巧みに描写している。
何が起こるかわからない不快感(いい意味)が癖になり見入ってしまった。
序盤から中盤はものすごく面白かったのですが、終盤から戦闘アニメぽくなって概念みたいに描いていた少年バットが現実味を帯び出していた事が少し拍子抜けだったのと、あまりスッキリしないラストだったので心残り。
昔のこういう雰囲気のアニメは序盤と中盤全部使って事の全容をほのめかし、オチで興味を持たせて終わるようなオチありきの話が多いので、オチが面白いといいんですけど納得できないと面白く感じない。
この作品は個人的にオチが弱い話が後半あったので少しだけ退屈に思えた。
こんな感じで批評してますが興味深く観させていただきました‼️
opが癖になる