のんのんびよりの最終回って毎シーズン少し特別に感じる。気付けばあっという間に最後を迎えていて、満足感と切なさで胸がいっぱいになる。いい意味でわかりやすく最終回を描いてくれていた。また、春夏秋冬の美しさや醍醐味をここまで背景作画含め綺麗に盛り込んで描いているアニメは本作くらいに思う。毎シーズン観終わる度に、まるで年末の振り返りのような不思議な気分に陥った。
三期の特に感慨深いシーンは11話の最後。駄菓子屋が寝ているところにれんちょんが来て、こっそり静かにズレた布団を掛け直して去っていく。そこから20秒間、イラストも変わらず音もせず、沈黙が続くのだ。画面が固まってしまったのかな？と思うほどに長い沈黙の後、駄菓子屋が鼻を啜り泣いてる後ろ姿でこの回が終わる。なんとも粋な締め括り方だなあと印象に残った。
永遠に続いて欲しいと願うアニメなのん！
