ふーみん

プリンセスチュチュ「雛の章」のふーみんのレビュー・感想・評価

3.7
ドロッセルマイヤーは物語を消費する我々自身であり我々が常に既に投げ込まれてあるところの世界そのものでもある。その後任であるふぁきあはこれから我々自身の物語を紡いでいく未来へ向けた意志として描かれる。物語=世界の残酷さを否認せず、希望への希望を描いてみせる、そんなビルドゥングス・ロマンだと思った。
ふーみん

ふーみん