鬼滅の刃シリーズの第4章。今回は特にテンポが悪くストーリーのスピードがバカ遅い。頑なに原作を読んでいない人のための演出なのだろうが原作のすらすら読めたあのスピード感は何処へ。引っ張るにも程がある。パチンコのような煌びやかな演出も含め、ここまでくると毎話30分のアニメでは不十分。もう映画上映で良いんじゃないのか。
キャスティングは相変わらず、脇に力を入れ過ぎたもの。
ただアニメとしてのテンポ感の悪さはその圧倒的な映像美でしっかりカヴァーされている。炎の演出然り、玉壺の雑魚敵のCG然り。
フィーチャーされた蜜璃ちゃんも無一郎も表情、動きの一コマ一コマが洗礼されてる。根本的にストーリーが面白いし、言葉の力というか重く強いセリフばかり。
今回特に気になったのがコメディパート、崩れた絵とふざけた部分が売りなのだがここまで映像美や演出を上げられると絶妙に合ってない。
このアニメどこまで引き伸ばすつもりなのだろうか。振り返りも多用されるとよいよ観たい気持ちも保てない。