物語がクライマックスへと向けて進んできた。
下弦の鬼との出会いに始まり、上弦の鬼、果ては鬼舞辻無惨を斬るために、炭治郎をはじめ柱たちが命をかけて戦い続ける…。
この作品に登場する鬼の珠世と愈史郎の二人との出会いが軸となり、鬼となった禰豆子を人間に戻すために、たくさんの鬼たちとの戦闘シーンがとても迫力で、漫画も楽しめたが映像となってもより楽しめる。
鬼が灰になる時に、鬼になった経緯が描かれたり、柱たちそれぞれに過去があったりと、ストーリーはとにかく暗く陰鬱でありながら、ここまで惹きつけられる作品は本当に素晴らしい。
シーズン1ではまだまだ謎に満ちていた柱たち9人がこのシーズンでは全て明らかになっていたりと、この作品の主人公は炭治郎かもしれないが、柱たちも主人公であると思うし、無限城での熾烈な戦いに備える安らぎをもたらしてくれるシーズン5から一転、無限城へと場面が移る。
無限城から上弦の鬼たちや、柱たちそれぞれに焦点が当たっていくのだが、残り劇場版1回で終わるのか疑問で、もしかしてパート1、パート2があるのだろうかと思いながら終わったシーズン5も最高だった。
と思いながら調べたら次は劇場版3部作になるらしい…。