ねっしー

戦場のヴァルキュリアのねっしーのレビュー・感想・評価

戦場のヴァルキュリア(2009年製作のアニメ)
3.3
超長文で感想書いたのに消えました。


まずは戦記物を書くだけで凄いです。
それだけで、評価は上げざるを得ません。

そして、やっぱりA-1は画のクオリティが高いです。
最終回のクライマックスのヒロインの表情は感情が伝わる出来で最高でした。


一方で、頭脳系戦記物→恋愛物→頭脳系戦記物→人種問題→恋愛物→異能バトルと、次々ジャンル(というか焦点)が変わっていくところが残念です。

それでも訳が分からなくなっていないのがA-1の凄いところですね。

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残念なところも多々あります。

ここからネタバレ含む

◆戦記物
おおよそ作戦説明の通りに進んでしますので、カタルシスがありません。

◆恋愛物
主人公がうじうじしていて面白くないです。

主人公の幼馴染のイケメンがヒロインに真面目に惚れてアプローチを掛けているのですが、主人公の2.5倍くらいイケてます。

女性として喜ばせる、誠実に告白する、ヒロインの秘密を知って一人で葛藤する、主人公にヒロインが好きだと宣言する、と完璧な対応です。

5回以上もヒロインからのアプローチをないがしろにする主人公の良さが分かりませぬ。

どうしても好きになれない相手がいるのも分かるけど、ヒロインは幼馴染くんにドキドキしているシーン多いんですよね。


◆異能バトル
異能バトルは頭からっぽにして観るものです。
何もいう事はありません。
強いて言うなら、主人公要らない。

◆異能バトル2
ラスボスの行動が訳わかりません。

動機が支配する強さが欲しいってことらしいです。
そのための手段が異能を持つとされる、敵国の王家の血を子孫に継ぐことだといいます。
それで、戦争をしていると。

そんなことしてないで、使い捨てにした異能の女性を孕ませればよかったのでは?

それに、自分が力を持ちたいというのと、子どもに力を持たせたいというのは全く違いますよね。

さらに、王家の血が力を持っていないと知ると、最強の兵器を使いだします。
最初からそれ使えよ。

◆人種問題
これを軸にした人間関係は面白かったです。

被差別人種である主人公の妹と、強烈なレイシストの同僚女性との交流の進展はとても良かったです。

ただ、他の人達はすんなり受け入れているのが、書き切れていない感強めです。

恋愛部分に重なりますが、主人公の妹に惚れるレイシスト少年は観ているだけでもうざいですね。






























元の感想はちゃんと書いていたのに悲しい。
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