ひらまさ

ef - a tale of memories.のひらまさのレビュー・感想・評価

ef - a tale of memories.(2007年製作のアニメ)
3.0
Twitterのフォロワーに勧められて鑑賞。

幼馴染で「お兄ちゃん」と慕う広野紘に淡い恋心を抱く少女・新藤景。
ある日、ひょんなことから自由奔放な少女・宮村みやこに紘が振り回されていく。
みやこにライバル意識を燃やす景に興味を持った映画研究部員で紘の友人・堤京介は、景をメインに映像を撮るため景を追いかけることに…。
一方その頃、進路希望に迷っていた麻生蓮治は駅のホームで景の双子の妹・新藤千尋と出会う。
音羽という街を舞台にして、様々な関係が絡み合うラブストーリー。

もうあらすじの時点で1アニメにはありえないくらいたくさんの人間関係が構築されているわけですが、複数人主人公の物語です。
第1話を見た時、蓮治の「活字中毒っていうのかな…」という言い回しと胸ポッケに文庫本を入れている描写で痛え…!痛えよ…!と少し昔のこう…胸のやわいところを締められつつ。

原作はminoriの成人向けノベルゲームで、昔はエロゲー原作のアニメとかたくさんあったのになあ…と思いつつ鑑賞。
原作はOPを今やビッグネームの新海誠さんが参加していたりして有名ですよね。
アニメ版もOP曲が素晴らしいです。
EDもキャラクターごとに1曲ずつあり、好きなのは千尋の曲かなあ。

最初はみやこかわいいなあ〜と思っていたんですが、待ち合わせに来ない留守電を紘にメチャクチャ掛けるシーンでう、うお〜!!になってしまい…。
景とみやこが1番バチバチするんですが、お風呂上がりの景がバスタオルのままみやこに対応してマウントを取ったりみやこも同じことをして返したり…。

ちょいっとキツイな…と思う描写もありつつ、結果的には大団円でまあ良かったね!という感じでした。
正直火村が1番気になっている人物だったので、2期の方が楽しみだったり…。
それにしても久々にエロゲー原作のアニメを見ましたがなんというか、この時代独特の言い回しや空気感がある気がします。
あんまりエッチな要素のないアニメーションにはなっていますが…、ストーリーに重きを置いているのでそういうところも良さなんだろうなあ、と。

今も面白いストーリーのエロゲーは出てると思うので、またアニメ化ブームが来てくれたりしないかなあと改めて思いました。
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