あこ

魍魎の匣のあこのネタバレレビュー・内容・結末

魍魎の匣(2008年製作のアニメ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

全13話。

 憑き物落としができる古本屋 兼 宮司の中禅寺が、匣にまつわる一連の殺人事件を華麗に解決していく話。
"生きてる人間"が1番怖いんだよなあ。

 かなり昔のアニメだけあってなかなか初めは雰囲気が掴みづらいと思うんですが、ストーリーはバチボコにおもしろいので頑張って5話まで耐えてほしい。
ていうか5話でようやく主人公が出てくるんだよな。見て!!中禅寺の顔!!メロすぎ!!これで既婚!!死!!(他所様の男には手を出せないオタク)

 ストーリーのおもしろさに触れずさらに顔面の話で申し訳ないんだけど、中禅寺率いる幼なじみズの顔みんな良くないですか?榎木津とかさ………こんなんCLAMP界のハウエル・ジェンキンスだよ(?)
 OPのラストでテーブルの四辺に座ってる中禅寺たち、どう見てもイケメンの方位四神ですありがとうございます。

 ストーリーの話をします。
 おおむね満足度の高いアニメではあるんだけど、時系列がごちゃごちゃしてるのと、キーとなる女性キャラの名前が軒並み似てる(カナコ、ヨリコ、ヨウコ。ヤメテヨ)のが原因かなぁと。
 原作は小説らしいんだけど、本来文字情報として見えるべきものが音でしか伝わらないから、中禅寺が話してる内容を㍉単位でしか吸収できずに( ᐙ )?って顔になる。2倍速だと余計に!(2倍速はわたしの責任です)

 でも、魍魎(の匣)は大丈夫。

 魍魎(の匣)は、中禅寺(の推理)とリンクした、学習システム。
 伏線を使った、分かりやすくて楽しい憑き物落とし。

 ぜんぜん理解できなくても最後に中禅寺さんが全部答え合わせしてくれるのでみなさんは安心して13話に飛び込んでください。感じろ、この胸糞ストーリーを!!
 PSYCHO-PASSとか好きな人にはぜひオススメしたい作品でした。
あこ

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