このレビューはネタバレを含みます
岡田斗司夫先生は「作者の趣味というのもあるのかもわからないけど、どちらかというと残酷でグロテスクな世界を、幼い子たちを通して描く上手いズラしなんですね」といった評価をされてたけど、
いやぁ、無理がある。それこそどちらかというと「幼い子が大自然の脅威に蹂躙される様」を描きたいという作者の強い欲求を感じた。ズラして上手いことやっているというのはあくまで結果でしかなくて、作者の歪みがモロに出てるからいい作品になってるんだと思うな。
道徳的にはアレな作品だけど、どことなく真実味がある。