これは息子、娘が夢中になって観ていました。そして珍しくもススメては来なかった 笑
美しい映像と音楽、“絵本のような可愛い絵柄”と“壮絶な物語”のギャップに驚かされました。
物語の舞台は、地の底に広がる大穴「アビス」。そこには未知の生物や遺物が眠り、人々は探窟家として命をかけて挑む。
主人公のリコは、行方不明の母を追い求め、謎の少年型ロボット・レグとともにアビスへと降りていく。
最初は冒険心あふれるワクワク感でいっぱいですが、進むほどに待ち受けるのは過酷な“アビスの呪い”と凄惨な試練。シーズン1後半の「ナナチ」と「ミーティ」のエピソードは、大げさなようですが、胸が裂かれそうな感じがしました。
そして、映像美、光や色彩表現が絵本のように美しい反面、グロテスクで衝撃的で,え!?この作画でこんな描写!?と、驚かされます。
可愛いリコやレグ、ナナチのキャラクター達の命や痛みを伴うリアルなグロい表現、逆にこの作画だから観られるのかー
そのギャップに辛く、重く、それでも惹きつけられます。
アビスの底には何が待ち受けているのか。
小さな子ども向けの作品ではありません、アビスの世界観は美しく、幻想的で残酷で、予想もつかない…。
来年は映画上映もあるようで
楽しみです。