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プラチナエンドの610のネタバレレビュー・内容・結末

プラチナエンド(2021年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

デスノートの原作もアニメも何周したか分からないくらい見ていて、またデスノートみたいな作品に触れたくて同作者、作画である本作をチョイス。デスノートみたいな作品を求めていたので穿った見方をしてるかも。

自殺志願者だった者の中から神選びをするという設定やシステムの設定はいいけど、キャラクターの魅力が薄い。主人公は夜神月とは真逆の人生を歩んできて、思想も彼とは真逆。人生を他人に滅茶苦茶にされてきたのに綺麗事ばかりのたまうところに人間らしさを感じられず主人公に惹かれない。

プロットは意外性あったりして面白かったんだけど、やっぱり主人公好きになれない共感できないっていうのが足引っ張ってる印象。作中で主人公の精神も成長するんだけど、それまでが長いから途中離脱したくなる。ルベルとか六階堂はいいキャラはいるんだけどね。

旧劇エヴァみたいなエンドでそれはそれで良いけど「読者の意表をついてやろう」という作者の魂胆が透けて見えるのが微妙ポイント。メトロポリマン戦を1つ目のピークとして、中だるみは長かったが、ラスト2話は急激に展開するので面白かった。ただ、不完全燃焼な部分もありデスノート級の傑作を求めて見るとがっかりする。

逆をやりたかった感が強すぎてね…
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