このレビューはネタバレを含みます
とにかく納得のいかない作品だった。
正直レイの心情とかにもっと焦点を当てて欲しかったかな。てか、最後キラの言葉のおかげでレイはクローンとしてでなく、一人の人間として自分を肯定出来て明日を信じてみたいと思えました~みたいな流れだったのに、なぜ艦長に誘われて心中しなければならなかったの?
正直SEEDの時から思ってたけど、「力だけが僕のすべてじゃない!」とか言いながら最高のコーディネーターの力を振りかざしまくって、なのに行動や思想が全部中途半端だしやってる事めちゃくちゃのキラ・ヤマトとかいうクソガキが主人公で生き残って、クルーゼやレイ、ステラとかの悲しい存在が産まれて死んじゃうのは残念。
シンはガキだからって理由で結構嫌われてるイメージあるけどまぁ10代だし、正直シンの真っ直ぐな所は嫌いじゃないから別にいいかな。でもカガリは嫌い。アスランは最高。
関係ないけど、ザクウォーリアに乗ってないルナマリアとか正直興味ない。
あと、結構他のガンダム作品のオマージュとかは多めな感じがしたかな。自分は良かったけど、それが多すぎて寒いって思う人もいるだろうし「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」くらいのが丁度良かったんじゃないかな。ドムの奴とかやりたい放題だったし。
DESTINYはもうちょっと頑張れば傑作になってたかもしれないから、惜しいと思う。