全6話、一気見。
大きな戦争の中での小さな戦争の、ひとりの少年と軍人の出会いとわかれの話。
古いアニメなのでたくさんあるツッコミどころはさておき、架空とはいえ戦争の恐ろしさと悲惨さが伝わる。
直接的なシーンはないものの、穴だらけでズタボロになった血まみれの操縦シートなど、ゾッとさせられるシーンを通じて、兵器の恐ろしさが描かれている。
本作は「ガンダムを知らない人が見ても楽しめる作品」として推されることが多いが、やはりあの一年戦争の中での出来事と思うとより入り込むことができる。
ガンダムはもちろん出てくるものの、それが決してメインではないのが◎。登場キャラがあまり多くないのも◎。
誰が敵味方というのはなく、それぞれがそれぞれの正義のもとに生き、そして戦うドラマ。見応えありです。
ケンプファーのデザインは本当に秀逸。カッコよすぎ。