ガンダム作品はこれまでファースト、Z、ZZしか見たことがなかったが、4番目に見たポケットの中の戦争は今までで最高傑作。
ファーストガンダムは、連邦軍が弱きを助ける正義の味方なわけでもなく、ジオン軍が極悪非道な悪役でもなく、ジオン軍の兵隊にもいい奴がたくさんいるという描写がふんだんに盛り込まれていて戦争の中での人間関係の複雑さというか、宇宙規模の数奇な運命みたいなものが描かれていた。
「ポケットの中の戦争」はファーストガンダムで描かれた「一年戦争」末期の中立コロニーが舞台。ファーストガンダムで描かれた内容をとことん圧縮して、数人の登場人物、数体のモビルスーツ、たった一つのコロニーでの一幕に集約された作品という感じだった。
特に終盤の5話6話は展開が面白すぎて全く目が離せなかった。最後シーンのメッセージ性も強烈だった。
そしてザク、かっこ良すぎ。