このレビューはネタバレを含みます
【自分の中では「呪術廻戦」同様にさほどハマらなかったです。】
このMAPPAって制作会社は話題のアニメを連発してますね。
自分も
「呪術廻戦」
「チェンソーマン」
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
と観てきてこの「地獄楽」で4本目です。
「とんでもスキル〜」だけ作風が浮いてますが、😅基本的に腕や足が飛ぶ、血がドバドバ流れる🩸バトルの描写が得意なんでしょう。
ただ、先に結論から言えばこの「地獄楽」は、
『呪術廻戦』同様にさほどハマれなかったです。⤵️
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【椎名林檎さん🍎が主題歌を歌ってるのがなんとなく分かります。】
その理由として、
❶自分がこの手の“人がよく死ぬバトルアニメ“に食傷気味なのもありますが、
「好きになれそうだ」と思ったキャラクターが数話後にあっという間に死んでしまうと面白くないです。
予想は裏切って欲しいんですけど、
好きなキャラクターが死んじゃうと「つまんない」って勘違いしてしまいますから…。
それに殺されるために登場させたようなキャラクターも沢山います。😇
“主人公1人が生きるために罪もない人を何十人も殺す話“もなんか嫌いですから。
❷“真面目で社会規範に則ったエリート“を主人公に置くよりも話が面白くなるからなんでしょうが、
「多少のルール違反は仕方ない」みたいなアウトローが許容されるような設定にも飽きてきました。
❸それに「呪術廻戦」ほどではありませんが、やっぱり言葉によるルール&用語の説明が多すぎました。
漫画でゆっくり読み返すのならいいんですけど、少なくとも今の自分には頭が追いつかなかったです。🤯
❹それに
“人工的な造形の植物や生き物“🌺🪷🥀
が画面中に溢れかえっているんですけど、
なぜか既視感がすごくて、
「こんな造形、よく考えたな‼️」
みたいな新鮮な驚きはあんまりなかったです。
その植物や生き物“人工的な造形“なのにはちゃんと意味があって、第10話あたりで説明されるので、
それが原作者の意図したものなんでしょうけど、
自分は気持ち悪かったです。
椎名林檎さん🍎がオープニングの主題歌を歌ってるのもなんとなく分かります。
自分の持つ“椎名林檎さんの天才肌な美的感覚のイメージ“と“この作品「地獄楽」の造形美“は重なる部分があります。
“魑魅魍魎“みたいな言葉が似合います。
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【第8話は単純に話として好きです。】
序盤で
「武家社会の持つ、ルールに縛られる不自由さ」
みたいなものもテーマとして描かれていますが、
一番悪いのは罪人諸共山田浅右衛門の人たちをあんな島に送り込んだ幕府の役人の政策方針だと思います。
『テラフォーマーズ』を読んだ時の感覚に近いものを感じました。
強いて言えば、第8話は単純に話として好きです。“人の将来の可能性の話“です。
それから士遠さんがいいです。
聞いたら、
ジャンプ本誌にて行われた第一回人気投票では
1位が士遠
2位が佐切
の2人が主人公:画眉丸以上の人気だったそうです。それは嬉しいです。😄
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【最終回で梯子を外された気分です。】🪜
第1話の
「あなたは嘘をついている‼️」って佐切が画眉丸の嘘を見抜いて、彼の奥さんがはっきり顔に火傷を負ってることが判明するところは、なかなか面白そうになると期待したんですけどね…。
主人公とヒロインが恋愛関係にはならないのが、むしろ好感が持てましたから。
それなのに、最終回の第13話でその大前提自体が曖昧になってきますから、
最後に梯子を外された気分です。🪜
当然、続編も製作されるんでしょうが、
「もうすでに、人、沢山死んでるやん」
って思っていたのに、
そんな島にまた人を派遣する無謀さには
「もはやどうでもええわ‼️」
とさえ感じました。