石隠れ衆の忍び画眉丸が「愛する妻ともう一度会うため」に無罪放免を求め「極楽浄土」と言われる謎の島で「不老不死の仙薬」探し求めるという形で物語はすすんでいく
画眉丸が斬首刑の執行を生業とする山田浅ェ門当主の実娘である佐切との関わりのなかで
妻からすでにもらっていた「弱さ」を知ることで「強く」なって行く姿がとても心打たれる。
死罪人と斬首刑の執行人である2人が互いに、迷いの中で殺す事が「強さ」であることを教えあい成長していく。
そんな1期の主人公たちの心の変化、成長を全て無に帰すような1期のラストに心を全てもっていかれた。続きが気になって仕方がない。
虫や化け物を含めグロいシーンが多い反面、植物や天仙様が物凄く綺麗に描かれている。そのアンバランスが不気味で、いっそう引き込まれる作画だと感じた。
とにかくグロさと美しさを同時に感じる奇妙な魅力、後半で明らかに少しずつ明らかになって行く島の正体、不思議な力タオ、生か死か本当に読めない戦闘、短い時間でしっかり伝えられる登場人物達の関係性、この世界観に引き込まれる理由が多ぎる。
個人的には、典坐が天仙に殺されるシーンがいちばんすき
士遠との師弟関係や、典坐のヌルガイへの思い。感動するに決まってる
あと、opもedもかっこよすぎた。