志麻凛

恋と呼ぶには気持ち悪いの志麻凛のレビュー・感想・評価

恋と呼ぶには気持ち悪い(2021年製作のアニメ)
3.7
高校生と社会人による
年の差ラブコメ

~所感~
・1話で設定に心が惹かれた。タイトルにある通りに“気持ち悪い”ことをリアルから乖離させて表現していた。現実ではなく作品だから出せる表現の自由が素敵でした。同クールで放送されている作品の“ひげを剃る。そして女子高生を拾う。”でも年の差を描いてるんだけど、こっちの方がその要素が大きいのでは?と思えた1話でした。現実でもある1人1パックという制限がかかった卵を買いに行く(一花と亮で)件があるんだけど、その時の亮の一花さんの接し方が、現実にこんな社会人が居たらちょっと……と素直に思ってしまいました。それでもそれが“亮”っていうキャラの良い所。それに“一花”っていうキャラが毒舌気味にツッコミを入れる。その一連の流れを作れている1話だったので高評価ポイントです

・亮と一花の他のキャラの役柄も良かった
(理緒)亮の妹
(多丸)一花と同じラノベを読んでる
(益田)亮の同僚
(有枝)亮と同じ会社に務めるOL
etc..

それらのキャラが亮と一花の関係に対して首をつっこんだり、つっこまなかったりする。その介入具合が素敵だった。共通点をや恋心…言わゆる片想いさを持っている、それにおける心情の変化が上手に描かれていました。さすがです

・OPの“モノクロシティ”が最高で、今日も“恋と呼ぶには気持ち悪い”を見るのか、という感覚になり、そしてEDの“リナリア”を流すタイミングが絶妙でした

~最後に~
続きが知りたい、一体どうなるのか
気になって気になって堪らない
原作読んで見ようかな?
志麻凛

志麻凛