何だかんだで、初代と同じくらい好きかもしれない
前半10話程のコメディタッチへの路線変更は、はっきり言って失敗だと思う(前作の暗いラストを考えると、当時としてはこうするしか無かったのかもしれない)が、その後軌道修正してガンダムシリーズらしい盛り上がりを観せる
前2作とは全く違う、少年漫画のような主人公ジュドーの根明なキャラクター。兄妹の絆、という一貫した本作のテーマにおいては、必要な設定だと思う
また、プルとの絆、ミネバとの邂逅、ハマーンとの対話、、後半はほぼ毎話号泣させられた
それから、戦闘機が合体・分離するZZガンダムのカッコ良さ!!前2作において、ガンダム自体のスマートなデザインから、ガンダムの異常な強さへの説得力をあまり感じていなかったけれど、ZZの肩幅のゴツさは素晴らしい。合体シーンから決めポーズまでのケレン味たっぷりな演出にグッとくる
あまり人気は出ず映画化もされていない不遇なシリーズだけれど、『Zガンダム』の受け皿、『逆襲のシャア』への繋がり、などを考えると無視されて欲しくないシリーズ