あこ

ぐらんぶるのあこのネタバレレビュー・内容・結末

ぐらんぶる(2018年製作のアニメ)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

全12話。

 不可抗力でダイビングサークルに入ってしまった北原伊織が海ではなく酒に溺れる話(どうして?)

 イケメンが水と戯れるアニメでも観るか〜〜!と某水泳アニメのような展開を期待して手を出したら酷い目にあいました。な、なんだろうこれ………(困惑)

 ある意味悪い方向にリアリティのある青春アニメ。冒頭で毎回「本作のようなお酒の飲み方をしてはいけません」って注意喚起出てくるのジワるでしょ。反面教師の自覚あるんだ……。
 ちなみに建前上はダイビングアニメであるはずなんですが、本編の7割くらいは海に近寄ってすらいません。なんならまともにダイビングしてたの最終話とかだけじゃない??
 アニメ12話まで「ふぇえ戦えないよぉ(∩´﹏`∩)」ってやってたBLOOD+くんを思い出すなどしました。BLOOD+くんは全50話あったらかギリ許された采配だけど、ぐらんぶるテメーはダメだろ!!1クールアニメなんだから!!

 唯一褒められる点があるとすれば、飲みサー・全裸・(かなり上澄みの)下ネタという個人的にキツイ三拍子で押し出してたわりに、最終話まで勢いで観れたところかな。
本当にキツかったら途中で視聴止めてるので……まぁ評価自体は低くつけるんですけど……。
 ギャグ要素が強かったので、時々鼻で笑えたのもよかったのかもしれない。
冒頭でも言ったけど某水泳アニメのようなイケメン要素を期待してた部分もあったので、cv木村良平に最後まで縋りつきたかったのもある。

 好きなキャラは、みんなでテニスする回(ダイビングアニメなのに)に出てきたcv福山潤のテニサー男です。一瞬で退場したけどさ!
まともなイケメンキャラクターは描いてやらないぞという作者の強い気概を感じました。

 ダイビングアニメだということを念頭から外せば(すでに致命的)、伊織と先輩たちがバカやってる時間を"夢みたいだろ?"って言うシーンはふつうにエモいなと思いました。
  そうやって夢みたいな時間を過ごしてきた信頼関係が、集団行動であるダイビングに生かされてるってのもホヘーと思った。
まぁダイビング中の事故ってたびたび耳にするもんね。お互いに意思疎通はかれてないと危険だもんね。
でも仲間の大切さに気がつくの、絶対12話でする内容じゃなかったよ。もっと早く気づいてくれ頼む。

 EDのカラオケも青春の1ページ感があってわりと好きだった。でも本当に最後までダイビング関係ないな!!
あこ

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