このレビューはネタバレを含みます
愛らしい見た目のキャラクターたちの今と過去、人生がその先にどうつながっていくのか、見ていてすごく楽しめました。
動物のルックスなのに町並みや世界観は現実そのまま、作中で動物的特徴を指摘する場面がほとんどなかったのが、ラストに明かされるのは気持ちよかったですね。
OPにて、小戸川が猫と触れ合うところで、「動物の姿なのにちゃんとした動物がいるんだ...どういうこと?」ってなったのはぼくだけですかね?
このメインクラスのどんでんに加えて、他キャラにも重めな過去や出来事があって、大抵どれもがストーリーに活きてくるというあまり無駄のない伏線回収もまた良いです。それぞれのキャラクターをうまく利用するところは個人的にはドラマの「流星の絆」的なのを感じました。
重めなストーリーが繰り広げられているのに、エンディングでめちゃ明るくなるのもこの作品のアクセントかなとも思いました。
ラストのラストの下りがすごくゾッとしましたね...手段はいとわない要素がまさかここに来るとは。