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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のayanoのネタバレレビュー・内容・結末

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-(2021年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

自分は今までSFに全く触れてこなかったしあまり興味もなかったけど、放送前から結構期待されていたのでなんとなく観てみた。
けど1.2話からもうかなり衝撃を受けて1週間ずーっと楽しみにしてた。
詳しい人によると結構有名SF作品のパロディとかあるそうな。
とにかく戦闘シーンの迫力がすごいのと、アップの時の作画の気合の入り方がすごかった。
歌唱シーンも声優さんと別に担当されてる方がいるので(かなり声質が似てるから全く違和感ない)本格的だし、こういう大人が丁寧に時間かけて作りましたみたいなアニメは観ているこっちも楽しい。
脚本も結構王道展開かもしれないけど山場が沢山あって毎話気になる終わり方ですごい。
とくに震えたのは6話と最終話。
6話のヴィヴィとマツモトが互いを相棒として認め合い共闘するシーンはかなり胸熱....なんだけどその後の展開で絶望させてくるという。笑
最終話の歌唱シーンはもう涙が出るし心臓は痛いし、、、。
懸命に歌い続けるヴィヴィと、衛星に向かっていくマツモトにもう胸がいっぱいになった。
結末は視聴者にご想像にお任せ〜的な展開だったけど、私はヴィヴィの人格(データ)は消えてしまったんだなぁと思った、切なすぎて苦しい。
それでも歌で人を幸せにするという使命のため新たに生まれてきたディーヴァに寄り添うマツモト(ちゃっかりバックアップとってたのも彼らしい)、人類は滅ぶことも防げたし、悲しいけど後ろ向きな終わり方ではなくて良かった。
いや〜〜〜余韻がすごい。
円盤予約しました。
覇権覇権と言われすぎて厳しい評価が目立つけど、私はすごく良いアニメだったと思う。
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