これもまた、面白い！
2010年から開始したメディアミックスプロジェクト「ラブライブ！シリーズ」のTVアニメ第4期。
舞台は表参道と原宿、青山の狭間に建つ、新設校・結ヶ丘女子高等学校。それぞれの夢や目標、成し遂げたいことのために、新たなスクールアイドルグループ「Liella!（リエラ）」が今、走り出す―――！
前回のアニガサキ（「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」）はラブライブを目指さないという選択肢を突き進み、さらには“ゆうぽむ”の革新的な関係が素晴らしく、ああいう方法もOKだと見せた面でも傑作でした！
そうなると今回の「スーパースター！」はどうなのか？
期待と興味でいっぱいでしたが、これも非常に良かったです。
アニガサキが見せたような革新さはありませんし、原点回帰という四文字がピッタリの王道です。ですがそこでも魅せてくれたし、古参ファンも忘れてないって意味合いにも感じられて、まさに抜かり無しですね（ボクが興味を持ちだしたのは、アニガサキがきっかけですが）。
大人数の前で歌うのが苦手な澁谷（しぶや）かのんとか、スクールアイドルになりたくて留学してきた唐可可（たん くぅくぅ）、かのんの横で歩きたい幼馴染の嵐千砂都（あらし ちさと）、“グソクムシ”で名を馳せた高飛車努力家・平安名（へあんな）すみれ、不器用だけど心を開くと表情豊かな葉月恋（はづき れん）……Liella!（リエラ）チームも過去グループに負けない魅力がありますし、特にかのんと可可ちゃんがボク的にはイチオシです！可可ちゃんが留学生ってところも大変良いですね。
パッと見王道貫徹だけど、スクールアイドルに国境も人種もまったく関係ないよ！というメッセージとアプローチが今回の革新ですね。多様性のこの時代にこれをバーン！と打ち出した。その点でもスーパースター！は素敵だったと言えますね！
まああまりに王道すぎてるところはどうかと思いますが、来年（？）からの第2期が、今からとっても楽しみです！
でもこんなにシリーズ新作連発しちゃって大丈夫？
「Fateシリーズ」が間髪入れずに新作出しすぎちゃったせいで、ちょっと食傷気味だったって話を何かで聴いたから……
