ともかく演出の「動的」魅力に溢れているアニメーション。
ただ作画に枚数かけてぬるぬる動かしているという事では無く、
・舞台となる青山・表参道・原宿の背景との連動
・キャラのドタバタと気持ち良く調和したカッティング
・本編のドタバタの延長線上にあるMVシーンの躍動
画面が隅々までずっと「活きて」いる。その最先端にある『Gのレコンギスタ』のお膝元サンライズの面目躍如。
結果として、テンションとノリで突っ走ろうとしたストーリー展開が、特に後半にかけてご都合に次ぐご都合でどうでもよくなってしまったのが悔やまれる。
いや絶対ウィーン・マルガレーテ負けてないだろ。
むしろ個人戦でのトーナメントを描くラブライブ!なんてアリなのではないかと夢想したりしました。