東日本の前に、阪神淡路でも大きな地震があった。僕はその中にいて地震の怖さと不条理さを目の当たりにした。現実はアニメよりもとってもシビアで厳しい。だから、この話は最初あまり見たいと思わなかった。
でも、ふと気まぐれにこのアニメを見て最終話まで食い入るように見てしまった。この設定はズルい。涙なしに見ることはできないし、後半は何度か見ないと頭に内容が入ってこなかった。それぐらい泣いた。
大きな地震をたくさん経験している今の日本ではこのアニメは見る人を選ぶ作品になってしまった。それでも、この話は良作だと思う。前に向かって歩き出すための物語は。