昔の漫画原作だし、どうせ古いんだろうなぁとか思って敬遠してたのを結構後悔した
最近のマンガやアニメって結構似たり寄ったりなところある中で、逆に新しく感じて一気見しました!
テーマや物語が普遍的で、今でも共通してみていられる作品でした。
火の鳥という超常的な存在の目線を通して人類の栄枯盛衰や命についてを問うた作品
未完のマンガと聞いて…確かにこれは完結しないよなぁと納得した
人類がいるありとあらゆる場所に常に現れる火の鳥を通じて人間の物語を俯瞰してみていて、これを半世紀も前に描いた手塚治虫ってすごかったんだなぁと感心した
本編に登場する課題や悲喜交々が、現代社会でまさに昨今取り上げられる内容に似ていて、これを作った想像力半端ネェと思いました
これまで観てきた作品の要素がかなり詰まっていて、みんなこれが元ネタだったんですね
ただ個人的には全編通しで作って欲しかったのに、抽出した一部だけっていうのが…観終わったあとなんか消化不良な感じがして…ちょっとなぁって感じだった!
できれば改めて全編フルで再アニメ化とかしてほしい作品です!
最終回は、未来編と名打ちながら…ココから人類の歴史が始まるんだ!
という命は永遠…というテーマに見事にハマってたのがヤバかったです