終物語のkumamurakamiのレビュー・感想・評価

これまでのアニメシリーズは原作通りというか、あらゆるキャラクターが1人の人間(西尾維新自身)の自問自答みたいな話だった(それで面白くできるのはまあすごい)けど、老倉育という圧倒的な他者が出てきておうぎフォーミュラからの一連は圧倒的に厚みのある学園ミステリになってるのが興味深かった。
ミステリの面白みがわからない側からすると、とっつきやすくおどろおどろしくて良かった。
放送当時は流し見してた部分も、改めて見ると解像度が上がってうーんな部分もすごく恐ろしい部分もよく分かった