風神

メガロボクスの風神のレビュー・感想・評価

メガロボクス(2018年製作のアニメ)
3.0
こんな作品があったのを知らなかった。
「あしたのジョー」は
自分にとってのバイブル的な作品だし
「美しき狼たち」は
自分にとってのテーマソング。
こうありたいと今でも思う。

原案とはいえ
現代風なオマージュ的な作品か。

ギアを装着して階級の存在しない
ボクシングのようなメガロボクス。
セコンドも付かない状況も
普通に存在する、おかしなスポーツ。
その近代的な設定の中
試合の時のバケツが
昭和テイストなのが違和感。
なにかSF的なギミックがあるのか?

この世界の
ジョー(ジャンクドッグ)と
力石徹(勇利)の闘いの物語。
お嬢様は薄め。
一体型のギアを外すのが
あそこまでキツいとは。
なんとも不思議な設定。

自分の中では
あしたのジョーは
敗北の美学。
力石に勝てず
カーロスに勝てず
ホセに勝てない人。
それでも本人は納得してた。
そして燃え尽きた。
この作品には
そんな美学を感じない。

ちばさんと梶原が
酒飲んでる絵は
なんか良かったけどね。
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