前シーズンからの引きで、正義超人勢ぞろいで出だしこそ盛り上がりはするのだが、ずっと順番に個々のバトルが展開されるだけで正直お話の流れとしては特に盛り上がりもなくて退屈であった。
しかしそれはそれとして思い入れのあるキャラクターが出まくるので往年のファンとしてはにやにやしながら見てしまう。特に俺はウォーズマンが好きなので今シーズン終盤の盛り上がりはグッときてしまった。まぁゆでたまご的な生まれながらの機械超人という世界観は？？？ とはてなマークを何個つけても足りないくらいの困惑ではあったのだが、まぁそういうところを今さら突っ込んでも仕方ないタイトルではあるからな…。
なんかよく分からんけどまぁいいか！ という部分は随所にあるのだが、でもそういうのいいと思うし何だったら必要であるとも思いますよ。どれだけバカバカしくても嘘を嘘として楽しむ、そういうものだからってことで受け入れる、フィクションに対するそういう姿勢はあるべきだと思うので、これくらいガバガバで真面目に考えるのもバカバカしいくらいの作品はそれはそれで重要なもんだと思いますね。
友情ゲージ急上昇…超友情！ とか言われてもさぁ…とか思うけどいいんだよ！ やたら説明臭いセリフが続くけどいいんだよ！ という、まぁある種のジャンルものの美学を感じるアニメだよなって思いますよ。
面白かった。
