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アベノ橋魔法☆商店街のろいろいのレビュー・感想・評価

アベノ橋魔法☆商店街(2002年製作のアニメ)
3.4
💠favorite line💠
"人間なんちゅうかて達者が何よりや"

🎞️story&information🎞️
大阪の下町、アベノ橋商店街に住む幼なじみのサッシとあるみ。
ふとしたことから2人はお互いの実家に商店街の四方を護る四神獣が奉られていることを知る。
そんな中、事故で四神獣の1つが壊れて奇怪な出来事が起こり始めた。
気が付いたときに2人がいたのは不思議な世界だった――。


監督は山賀博之。

ガイナックスが制作した日本のテレビアニメ作品。

2002年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞ということで有名。

次回予告は、吉本興業で台本作家を務めた経験を持ち、本作品で大阪弁およびコメディ部分の監修を担当した田中哲弥が執筆している。

実は1990年前後に北欧ノルウェーを舞台に、少年魔法使いの成長をテーマとして山賀博之が執筆した未発表の脚本『ウィザード』が下敷きとなっている。脚本は作品化されないままお蔵入りとなっていたが、本作品の制作にあたって山賀が赤井の許諾を得てテレビアニメの企画に転用。脚本の再構成を行った結果、物語の舞台も内容も大きく姿を変えて作品となったらしい。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
1話完結型ハイテンションパロディだらけのスラップスティックアニメ作品。

大阪の下町・アベノ橋に住む主人公とヒロインがとある出来事をきっかけに様々な異世界、パラレルワールドを旅するという変則系のお話。

2話以降はパロディ作品の世界で主人公とヒロインのボケツッコミの掛け合いを堪能していく形。
コテコテの大阪弁のコントみたいな感じだからテンポは良い👏
毎話ごとに恋愛・SF・アクション等ジャンルが変わっていくのも特徴的。

ただ、ボケツッコミの流れは毎回似たようなもので、ストーリーも後半まで進まないから若干ダレと飽きがくる。
放映時が2002年ということも相まって、ネタの古さに困るのと、全体的に奇をてらって滑ってる感じがした🤔

また、終盤は前半からは想像できない程のシリアス展開に。
そもそも何故様々な世界を行き来するのかという作品の核に迫る内容となっている。

残念なのが
主人公の現実逃避を観て終わりという何の感慨も無い作品で最悪のラストだったこと💦💦

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story:dアニメストア参考
information:Wiki参考
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