U1

魔王ダンテのU1のネタバレレビュー・内容・結末

魔王ダンテ(2002年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

神と悪魔を逆転させた物語は『デビルマン』よりも直接的で、その世界観が最高だった。

主人公の父親は神に使える者として、非道な行為を繰り返していた。見た目は闇落ちした早乙女博士。第一印象「こいつ敵やわあ」でしたw

主人公の大学の先輩は流竜馬っぽく見た目は悪人面だけど主人公の味方になるし、そんな主人公の涼は兜甲児のような見た目をしていた。

冒頭、雪山で氷の中から現れた魔王ダンテに喰われる涼。TV版『デビルマン』の第1話を思い出した。そんな魔王ダンテの意思を乗っ取った涼。ダンテの額には涼の顔。まるでマジンガーZにパイルダーオンした兜甲児のようだった。悪魔の力に悩まされる涼。

ダンテの恋人メドッサやサタニストたちと関わることで、神が宇宙からの侵略者だと知り、本当の神の力として、ダンテの力を使い神へ挑む涼。

神の子であるブラコン妹の沙織との悲しいラストバトル。アダムとイヴとなるラストシーンになんとも言えない気持ちになる。

原作も読みたくなった。原作はもっとおもしろいに違いない。アニメは肝心の映像が残念だった。
U1

U1