「刺せないよ、そういう未来だもの…」
次世代の神の座を巡る12人の未来予知能力者によるサバイバルゲーム。
最高に面白い。当時としてはかなり作画も良かった。今のアニメと比べても何ら遜色ないと思います。作画だけでなく、伏線も散りばめられていたり、趣向を凝らした副題、個人的にはオープニング。本編を見る前と見た後では受ける印象もだいぶ変わるはず。エンディングももちろん見る価値あり。あと1話の最初!あれめっちゃ伏線というか根幹だから!
未来予知能力者12人。それぞれにしっかりと個性がある。さらにはそれぞれに神を目指す動機も語られるので誰だったかなーとかになりません。未来日記の違いや価値観の違いなどしっかりと肉付けされています。しっかりと物語の中で生きていると言っても過言ではありません。
この作品を語る上で外せない人物。ヤンデレ筆頭 ユッキーのために穴を掘りましょう~~♪ユッキーのために全部埋めましょう~~♪でお馴染み 我妻由乃でしょう。ただのヤンデレかと思ってる方も多いでしょう。そのヤンデレの根源がちゃんと語られます。作品を見ないで我妻由乃をヤンデレヤンデレ言ってるのは頭にきます。きちんと目で聞いて、耳で見ろ。まあそんな我妻由乃の色んな姿を見れるのがこの作品の魅力のひとつだと思います。色んな服着てるし、色んな表情してる。まじで凄い魅力的に見える。一生に一度でいいからこんなに想われてみたいよね。殺されるのは勘弁だけど。
この作品のような作品、もう作れないんじゃないかと思います。血は出るし、人は死ぬし、首は飛ぶし、人は死ぬし、SEXするし、人は死ぬし。色んな要素が沢山あって、規制にがんじがらめになった現代ではきっと作れません。当時は何も思いませんでしたが、今考えると結構攻めた作品ですね。