Jun

ヴァイスクロイツのJunのレビュー・感想・評価

ヴァイスクロイツ(1998年製作のアニメ)
2.9
(当時の)現代版「必殺仕事人」といった向きだが、ほとんど救いのない個々のメインエピソードはそれなりに魅力的に映る。アクションをメインにした作品ではあるが、作画の大半は崩れている。ここは、キャラクターデザインの騒動で一部ファンを暗澹たる気持ちにさせた続編『グリーエン』の方が遥かに安定している。

今のクオリティの基準に照らし合わせると歌唱力が劣るのは明らかだが、主要声優陣が歌う各主題歌、イメージソングは良曲が多く好きだった。「Beautiful Alone」は今聴いても美しいメロディだなと感じる。

『鬼滅の刃』のヒットで『グリーエン』の制作がユーフォーテーブルだったことに驚きの声が上がっているのを少なからず目にしたが、その勢いでいま新作を…とは流石にならないか。
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