『あしたのジョー』の出崎統が手がけたTVアニメ作品。
自分はリアルタイム世代ではないが親父が好きな作品で、小学校のころにDVDや再放送でよく見ていた。
残忍な力で島を支配した白イタチを倒すために、個性豊かな七匹のネズミ達が海や山を越えて冒険するネズミ版「七人の侍」な物語。
コミカルで可愛らしいキャラクタータッチにネズミから見た荒んだ世界観が絶妙にマッチした傑作だ。
七匹のネズミ達はみんな情に熱い奴らで容赦のない展開にも負けじと立ち向かってくガッツの良さと、エネルギッシュに満ちた楽しいドタバタがとにかく好きだった。
そしてこの作品をより有名にしたのがラスボス"白イタチノロイ"の圧倒的インパクト！
『残虐性』『カリスマ性』『悪の美学』『えげつない策略』など、悪の持てるもの全てを兼ねそろえた絶対悪の化身であり、壮絶な最後が未だに記憶に残ってる最高の名悪役だと思います。
後半ではネズミがむっちゃ死ぬ。
特に二十三話の『裏切りの砦』があまりもすざましい。
最初に見た時はそこまでやるかと恐れおののいたものだ。
1時間半に編集した劇場版もあって、ラストの「キュキュキュー！」に関しては映画の方が好きです。
そして約5年前。
ボーとネットを見ていたら、ガンバにそっくりなあるネズミを発見して、それがあのトリガーを知るきっかけとなった。
そのアニメ作品についてはまた今度。
第一話が公式から配信されています。
とにかくOPとEDが記憶に残る。
https://youtu.be/zFJfS2W1c1U
