キービジュアルに騙されることなかれ、とんでもないイかれたギャグアニメだ。
かわいく淡い色調の作画を基調としているが、スイッチが入ると変顔、(いい意味での)作画崩壊、下ネタ、実写、なんでもありとなる。キャラクターも全員もれなくヤバいやつしかいない中物語は進行していくのだが、全員ヤバいやつなせいか意外と物語の芯はブレずまとまったまま進行していく。場面転換時の「sorekara doshitano」の甲斐もあってかとてもテンポが良く、見やすい。
「あそびあそばせ」のタイトルの通り作品のテーマは「あそび」であり様々な遊戯が登場するが、あくまでストーリーのテーマに気持ち添えられている程度の物で本体はそれに絡む登場人物達だ。可愛いビジュアルのヒロイン達に狂気を吹き込む声優陣には感服せざるをえない。オムニバス形式のアニメなので気軽に何話か見て笑える作品だ。