ろいろい

新白雪姫伝説プリーティアのろいろいのレビュー・感想・評価

新白雪姫伝説プリーティア(2001年製作のアニメ)
2.5
"リーフェよ、どうかもう一度。もう一度あの微笑みを。愛という名の奇跡があるなら。"

■作品について
原作は佐藤順一・成瀬かおりの漫画作品。

美少年が多数登場するという、いわゆる逆ハーレム。
また、本作では変身アイテムなど登場しない代わりに7人の美少年との融合合体により変身するのが特徴。

■感想
佐藤順一監督によるWOWOWアニメ作品。
主人公が白雪姫モチーフ(七人の小人)な七人の美少年の力を借りて変身し、バトルするもの。
ちなみに美少年は全員『雪』に関る文字を名前に配してる。

見る前はタイトルからしてファンタジーなのかな?と思っていた。
中身はコスチューム変身バトルもの。しかも少女向けの逆ハーレム。

ストーリーは王道の魔法少女ものとあまり変わらない。
序盤は恋の葛藤や孤独な少女をコミカルで明るいギャグ調に描いている。
中盤以降は前半までの流れをばっさり切り捨ててシリアスに。

登場人物は佐藤監督らしく全員善人🙌
敵ボス含めて根っからの邪悪は誰もいない。誰も傷つけない優しい作風が滲みでている。

正直ストーリーや登場人物はありきたりだけどOPがかなり凝っている。
話数が進むにつれてSEが増えていくという珍しい演出。
何か意味があったのかはわからないw

残念だったのは7人も美少年がいるのに一部のメンバーしか見せ場がなく、他がお飾りだったこと。
7人活躍しないのならタイトルの意味ないじゃん。。。💦
ストーリー自体も次の展開が容易に読めるありがちなもので、せめてキャラを掘り下げて欲しい。
心理描写もおざなりで、戦闘シーンも動きがないため物足りない。

それと颯の発音が終始『ハ⤴ヤ⤴テ⤴』なのが死ぬほど気になって話に集中できなかったww
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