プリキュア、なめててごめんなさい。
コロナになって時間を持て余してた娘が見始め、横からチラチラ眺めつつツッコミを入れてたけれど、いつのまにか没頭して一緒に見ていました。いやー、娘もハマってましたが両親共に毎回感心しながら配信で見てました。
宇宙がモチーフという意外さも、エンディング曲の秀逸さも、キュアコスモのデザインから音楽から全て最高な所もですが、なにより作品の伝えたいメッセージが素晴らしい。
違いを認め、自分に正直に、未来に向かって前向きに進むというポジティブなメッセージが全面に込められていました。
メインキャラをしっかり掘り下げ、お話の展開にそれぞれのキャラの精神的成長も自然に盛り込まれていることにとても感心アンド感動で、後半のトゥインクルイマジネーションを見つける各キャラの話は毎回リアルで泣いてしまうほど。
敵キャラの掘り下げもしっかりして、なぜいまこんな事をしてるのかを短い時間ながら分かりやすく説明していました。
それぞれの憤りや恨みなどの理由づけがしっかりしてるから、ただ悪いやつとは思えない厚いキャラ設定で後半になればなるほど複雑な気持ちにさせられます。
(だからこそのラスト数話の共闘胸熱展開！！！)
個人的にはカッパードが大好き。
みんな検索してみ、カッパード。
ふざけたデザインだけど、あのスターに手を差し伸べられたシーンの表情とその後の無慈悲な展開には心の中で唸りました。
正直敵がどんどん怖くなって、テーマも重くて難しい所も多くて、子供向けなのか？と思う所も多いけど、わかりやすくて無味無臭なのがいい作品というわけでは無いと思う。
見た子たちの記憶のどこかで、この作品の伝えたかった事が少しでも残ってくれたら嬉しいなぁとお父さんは思うのでありました。
私が自宅療養期間を終えて在宅ワークを始めた後に娘と妻が後半を見ていたので、久しぶりの平日休みに頭からざっと見返してから後半しっかりみて大感動&大興奮の勢いでこのレビューを書いています。
星をめぐる珍道中は21エモンとか近年見たやつだとスペースダンディとかに近いし、銀英みたいな熱い艦隊戦やガンダムの宇宙戦みたいな少年おじさんが喜ぶシーンも多いですよ。
ユニの猫人間姿はどう見てもあかほりさとる作品に出てくるやつだしな。
アイワーンちゃんで近年流行の異種属萌えも抑えてるとは恐れ入った。
あとはやっぱ前期後期のED曲よね。
どっちも最高に良いテクノ歌謡で、ダンスも完全におじさんホイホイ。
思わず踊りを真似すると娘にガチギレされるのでやめました。
とりあえずメルカリでCD何枚か買ったので娘と楽しみます。
ちなみに私の推しはキュアソレイユとキュアコスモ。
娘はキュアセレーネ推しです。
