3Dロボアニメとして最高の映像美
戦闘シーンの映像の美麗さとしては、最高峰どころか頭一つ抜けてる美しさ。
出撃シーンが大好きで、ロボット好きには堪らないんですよね。青1,金4,赤5の決めポーズが甲乙付け難く皆好き。
さらにイズルvsジアートの戦闘はもう人間じゃ目で追えない泣。漫画で良くある高速で殴り合ってる絵の表現を、全部の手の動き描いてる感じって言えば伝わるでしょうか。スローで観ると一個一個の丁寧な攻防が行われてて芸が細かい。絵コンテどうなってんだろ、作る工程が気になります。
2000年代後半から少しずつ増えてきた3Dのアニメですが、ある種手抜き的な使われ方も多くて、こと作画が問われるロボモノにおいては、硬質な装甲と3Dの相性の良さも助けて乱発されがち。
そんな中、3Dだからこそ出来るようになった技術を詰め込めるだけ詰め込んだのが今作って感じでした。
映像だけなら先10年はこれ越えられないんじゃなかろうかと思います。
レビュー書いてるの2022だから10年は余裕で行けますね。アルドノアゼロとかも素晴らしいですけど、あれは重厚感を意識してる部分もあるので、ロボに絞れば未だ今作は越えられてない。ホントオーバーテクノロジーで作られたアニメでした。
ま、この作画にストーリーとかキャラが追従してくれれば良かったのですが、流石はザンネン5のチームラビッツですね笑、良い意味で気が抜けて楽に観れました。
点数内訳
世界観:3.5
ストーリー:3.5
キャラ:3.5
音:4
映像:5
スコア:3.9
