はしもと

takt op. Destinyのはしもとのレビュー・感想・評価

takt op. Destiny(2021年製作のアニメ)
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"音楽"っていう広いテーマに対して各々の思想があまりにも崇高だったから、彼らが今まさに音楽のために藻搔いていてもなかなか気持ちに入り込めず、一貫して俯瞰して見てしまった。オネエっぽいのとか食いしん坊なのとか俗っぽい個性で愛着を持たせようとしていたと思うのだけど、それが取ってつけたように見えてしまったのが残念。D2が何から生まれたのか、何故音楽に囚われているのか(呪術で言うと人々の日頃の妬み嫉みから生まれるみたいな)を描いてくれていたら、彼らの苦しみや戦う理由にもう少し気持ちを寄せることができたのかも。全てが単なる舞台装置だった……
キャラクター達の動機や死に様も含めて、"美しく語り継がれる英雄譚"だった。

LAMさんのキャラデザがそのまま動いている💮
4コマ打ちなのか知らんけど、不自然なカクカク?フレーム抜き?が多くてかなり違和感。デジタル作画わっしょいって感じだった。
主人公がなんもやらずに文句言ってるだけなことにフラストレーション感じるというより、ナルシストで甘ったれのお坊ちゃんなのがキツかった。バトルシーンはまだいいとして日常場もそんな感じなのがキツい

ギルティクラウン、ニーアオートマタ