さうすぽー

Fate/stay night: [Unlimited Blade Works] 2ndシーズンのさうすぽーのレビュー・感想・評価

4.4
自己満足点 86点

Fate/StayNight、凜ルートの後半。

主人公である士郎が自分と向き合い、自己との対峙(この場合は未来の自分)がこのストーリーの最大のテーマになっています。
最近、某新作洋画がこの「未来の自分との対峙」を描いてましたが、悪役である"未来の自分"小物過ぎてしまってガッカリした記憶があります。

しかし、この作品はそれを真っ正面から向き合い、真面目に描かれています。
士郎の人物像は端から見ても異常な部分があり、劇中で凜が明確にそれを指摘する部分があります。
そんな自分と向き合い、改めて自分の信念、やりたい事を突き進む選択にする所に胸が熱いです。
そして、そんな士郎と未来の自分(アーチャー)が対峙し、アーチャーの絶望とも向き合う上でバトルを展開する場面も本当に熱いです!

そこから、各サーヴァントやマスターの思惑や攻略も面白く、常に先が気になったシリーズです。

凜がセイバーと比べてそこまで好きになれないのと、言峰が末路だけは少しガッカリしましたが、かなり好きなシリーズでした。

Aimerの歌う主題歌も凄く好きだったなぁ