年齢不詳の女怪盗、一匹狼峰不二子。彼女の行動原理は、私利私欲？それとも…。ルパン一味との出会いで徐々に隠れていた、隠していた記憶が蘇る。全貌が明らかになったとき、峰不二子という女の正体は分からずとも、彼女の生き方に魅了される。補助役に徹するヒロインでは決してない。彼女がキャラクターとして半世紀、世の女性から愛され憧れの的で居続けてきた理由がよく分かる。搾取加害の悪を描いた良作。
前述の通り、お馴染みのルパン一味と不二子のファーストコンタクトシーンがあるので初心者に優しい作りになっている。また2次創作なので既存ファンも楽しめる。
人間味のある登場人物一同に新鮮さを覚える。ルパンは冷たいし、銭形は平気で不二子とヤル。
めちゃくちゃ色気のあるオープニングテーマの『新・嵐が丘』だけでも聴いて。曲であり叫び。世界のOP史上1位かも。
シンセサイザーで現実か虚構か分からなくなる。ドラッグ状態。シンプルに音が怖い。
小池健さんのキャラクターデザイン好き。この字体好き、みたいな感覚。
